高嶋ちさ子のバイオリンの値段はいくら?愛用するストラディバリウスの秘密

高嶋ちさ子のバイオリンの値段はいくら?愛用するストラディバリウスの秘密
高嶋ちさ子のバイオリンの値段はいくら?愛用するストラディバリウスの秘密
演奏家・業界・雑学

テレビ番組での歯に衣着せぬトークや、明るいキャラクターでおなじみの高嶋ちさ子さん。バラエティ番組で見せる姿とは裏腹に、バイオリニストとしては超一流の実力と情熱をお持ちです。そんな彼女が手にしているバイオリン、実はとんでもないお値段だということをご存じでしょうか。

「家が買えるどころか、お城が買えるかも?」なんて噂も飛び交う、彼女の愛器。今回は、高嶋ちさ子さんが愛用するバイオリンの驚きの値段や、なぜそれほど高価なのか、そして購入にまつわる面白いエピソードなどを、わかりやすく解説していきます。

高嶋ちさ子のバイオリンの値段と驚きの購入エピソード

高嶋ちさ子さんが愛用しているバイオリンは、世界的に有名な「ストラディバリウス」という名器です。テレビ番組などでご本人が明かした情報によると、購入当時の価格は約2億円だったそうです。一般的な感覚からすると、まさに天文学的な数字ですよね。

しかし、これはあくまで「購入した当時」のお値段です。バイオリン、特にストラディバリウスのような歴史的名器は、年々その価値が上がり続けています。現在の市場価値で換算すると、6億円とも10億円とも言われており、まさに「資産」と呼ぶにふさわしい楽器なのです。

一般人には想像もつかない!巨額のローンで購入

2億円もの大金を、ポンと現金で支払える人はなかなかいません。高嶋ちさ子さんも例外ではなく、このバイオリンを手に入れるために銀行で巨額のローンを組んだそうです。ご本人はこの時の心境を「清水の舞台から飛び降りるような気持ち」と語っています。

実は、銀行でこれほど高額な楽器のローンを組むのは非常に珍しいケースです。楽器の価値を証明し、さらにご自身の演奏家としての返済能力を認めてもらう必要があったはずです。この「ローンを組んでまで手に入れた」という事実こそが、彼女の音楽に対する本気度を物語っています。

背中を押したのはご主人だった?

購入を迷っていた高嶋ちさ子さんの背中を押したのは、なんとご主人だったという素敵なエピソードがあります。高額すぎて躊躇していた彼女に対し、ご主人が「出会ってしまったなら買うべきだ」といった趣旨の言葉をかけてくれたそうです。

バイオリニストにとって、理想の楽器に出会える確率はそう高くありません。一生に一度あるかないかの運命的な出会いを大切にするよう、パートナーが理解し応援してくれたからこそ、今の高嶋ちさ子さんの音色があるのかもしれません。

家族の反応が面白すぎる!姉・未知子さんの言葉

高嶋ちさ子さんといえば、ダウン症のお姉様・未知子さんとのユニークなやり取りも人気です。この2億円のバイオリンを購入した際、お姉様に値段を伝えたところ、驚きのあまりユニークな反応が返ってきたという話はファンの間でも有名です。

「そんな高いバイオリンを買うなら、私に何か買ってよ!」といった冗談交じりの反応や、家族ならではの遠慮のないツッコミは、高嶋家の仲の良さを象徴しています。超高額な楽器も、高嶋家にかかれば笑いのネタになってしまうところが、彼女たちの魅力の一つですね。

愛用するストラディバリウス「ルーシー」とはどんな楽器?

高嶋ちさ子さんが所有するストラディバリウスには、「ルーシー(Roussy)」という愛称がついています。これは、かつてこの楽器を所有していた人の名前や家系に由来するもので、ストラディバリウスには個体ごとにこうしたニックネームが付けられていることが多いのです。

この「ルーシー」は1736年に製作されました。製作者であるアントニオ・ストラディバリは1737年に亡くなっているので、彼の最晩年に作られた非常に貴重な作品です。若い頃の作品とはまた違う、熟成された味わい深い音色が特徴だと言われています。

1736年製「晩年の傑作」の特徴

ストラディバリウスのバイオリンは、製作された年代によって「黄金期」や「晩年」などに分類されます。「ルーシー」が作られた1736年は、ストラディバリが90歳を超えていた時期にあたります。そのため、若かりし頃の完璧で美しい仕上げとは少し異なり、力強さと独特の深みがあると言われています。

一般的に、黄金期の楽器は華やかで輝かしい音がすると言われますが、晩年の楽器は「渋い」「太い」「奥深い」と表現されることが多いです。高嶋ちさ子さんの演奏スタイルである、情熱的で芯のある音色は、この「ルーシー」の特性と見事にマッチしているのです。

他のバイオリンとは何が違うの?

プロの演奏家たちが口を揃えて言うのは、「ストラディバリウスは遠くまで音が届く」という点です。コンサートホールのような広い会場で弾いたとき、手元で鳴っている音量以上に、客席の奥まで音が減衰せずに飛んでいく性質があります。

高嶋ちさ子さんも、以前テレビ番組で数万円のバイオリンと聴き比べをする企画を行っていましたが、やはり音の響きや余韻の美しさは圧倒的でした。「ルーシー」は特に低音の響きが豊かで、聴く人の心に直接語りかけるような説得力を持っています。

用語解説:オールドバイオリン
製作されてから100年以上経過したバイオリンのこと。木材が乾燥しきって軽くなり、振動しやすくなるため、現代の新しい楽器には出せない独特の響きを持つと言われています。

なぜストラディバリウスの値段はこれほど高いのか

「バイオリン一本で数億円」というのは、普通に考えれば信じられない価格設定です。しかし、そこには明確な理由があります。単なる楽器としてだけでなく、美術品や骨董品、さらには投資対象としての価値も含まれているからです。

現在、世界に残っているストラディバリウスは約600挺ほどと言われています。新しいものがこれ以上増えることは決してないため、需要に対して供給が圧倒的に足りていません。この「希少性」こそが、価格高騰の最大の要因です。

300年前の「失われた技術」の謎

現代の科学技術をもってしても、300年前に作られたストラディバリウスの音を完全に再現することはできていません。使用されている木材の質、乾燥方法、そして何より表面に塗られている「ニス」の調合など、多くの部分が謎に包まれています。

「当時の木材は気候変動の影響で密度が高かった」「ニスに特別な成分が入っていた」など様々な説がありますが、決定的な答えは見つかっていません。この「再現不可能なミステリー」が、人々のロマンを掻き立て、価値をさらに高めているのです。

投資家たちが注目する「値崩れしない資産」

悲しい現実でもありますが、最近では純粋に演奏するためではなく、投資目的でストラディバリウスを購入する富裕層や財団が増えています。絵画や金と同じように、持っていれば将来的に価値が上がることがほぼ確実視されているからです。

そのため、演奏家個人が自力で購入することは年々難しくなっています。高嶋ちさ子さんが20年ほど前に「思い切って買った」という決断は、今振り返ると、投資という観点から見ても大正解だったと言えるでしょう。

一般的なプロのバイオリニストが使う楽器の相場

高嶋ちさ子さんの2億円(現在はそれ以上)という価格はトップクラスですが、では他のプロバイオリニストたちはどれくらいの値段の楽器を使っているのでしょうか。一般的に、プロのオーケストラ団員やソリストが使用する楽器の相場は、数百万円から数千万円の範囲が多いようです。

もちろんピンキリですが、音大生レベルでも数百万円の楽器を持つことは珍しくありません。プロとして活動するには、ホールの広さに負けない音量と表現力が必要になるため、どうしてもある程度のグレードの楽器が必要になってくるのです。

【プロ使用楽器の価格目安】

●若手プロ・オーケストラ団員:300万円 〜 1,000万円

●トップソリスト・コンサートマスター:1,000万円 〜 5,000万円

●世界的ソリスト(貸与含む):1億円 〜 数十億円

実は「弓」だけでも家が買える?

バイオリン本体だけでなく、音を出すために必要な「弓(ボウ)」も非常に高価です。良い弓を使うと、楽器の振動を最大限に引き出すことができ、演奏のしやすさも格段に変わります。プロが使用するオールドの弓は、それだけで数百万円から1,000万円を超えることもあります。

「本体は高すぎて買えないから、せめて弓だけは最高級のものを」とこだわる演奏家も多いです。高嶋ちさ子さんのクラスになれば、当然弓も数百万円クラスの最高級品を使用していることでしょう。バイオリンケースの中身だけで、高級マンションが買えてしまう計算になります。

「貸与」という選択肢

先ほど触れたように、億単位の楽器を個人で買うのは至難の業です。そのため、多くの有名バイオリニストは、音楽財団や企業のオーナー、資産家から名器を「貸与(レンタル)」されています。日本音楽財団などが保有するストラディバリウスを、実力のある演奏家に貸し出すシステムです。

その点、高嶋ちさ子さんは「自腹で購入して所有している」という点で非常に稀有な存在です。自分の所有物だからこそ、気兼ねなく毎日のように弾き込み、自分の音として育て上げることができるのかもしれません。

高嶋ちさ子が語るバイオリンへの情熱と哲学

高嶋ちさ子さんは、常々「楽器が弾き手を選ぶ」というような話をされています。素晴らしい楽器を手に入れることはゴールではなく、その楽器に見合う演奏家になるためのスタートだという考え方です。2億円の楽器を持つことは、それだけの責任とプレッシャーを背負うことでもあります。

彼女の演奏活動を見ていると、クラシック音楽を一部の愛好家だけのものにするのではなく、もっと多くの人に楽しんでもらいたいという強い想いが伝わってきます。「12人のヴァイオリニスト」というプロジェクトも、そうした想いから生まれたものです。

次世代へつなぐ音色

彼女がプロデュースする「12人のヴァイオリニスト」のメンバーたちに対しても、高嶋さんは楽器選びのアドバイスをしたり、時には厳しい指導をしたりしています。それは、良い楽器が良い耳を育て、良い演奏家を育てるという信念があるからでしょう。

高嶋さんが所有する「ルーシー」も、いずれは次の世代の誰かの手に渡る日が来ます。ストラディバリウスは、人間よりもはるかに長い寿命を持っています。演奏家は、その長い歴史の中の「一時的な預かり主」に過ぎないのです。彼女が今、情熱を込めて弾き込んでいる音の記憶は、楽器に刻まれ、数百年後の未来にも残っていくことでしょう。

メモ:コンサートでの楽しみ方
高嶋ちさ子さんのコンサートに行くと、トークの面白さはもちろんですが、生で聴く「ルーシー」の音圧に圧倒されます。テレビのスピーカーでは伝わりきらない、空気が震えるような本物の音をぜひ会場で体感してみてください。

まとめ:高嶋ちさ子のバイオリンの値段は情熱の証

まとめ
まとめ

今回は、「高嶋ちさ子 バイオリン 値段」というキーワードをもとに、彼女の愛機ストラディバリウスについて深掘りしてきました。

購入当時の値段は約2億円でしたが、その価値は現在さらに高騰しています。しかし、金額以上に重要なのは、彼女が巨額のローンを組んでまで「この音で皆に音楽を届けたい」と決意した覚悟です。

愛称「ルーシー」と呼ばれる1736年製のストラディバリウスは、高嶋ちさ子さんのパワフルで繊細な演奏を支える最高のパートナーです。次にテレビやコンサートで彼女の姿を見たときは、「あれが数億円の音色か…!」と耳を澄ませてみてください。きっと、その音の奥にある歴史や情熱が感じられるはずです。

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